燃料電池車(FCV)に関する国連規則が15日付けで発効しました。今後同規則を各国が関係法令に反映することで、FCVの輸出入の円滑化が期待出来ることに。今回の規則は2年前に成立した世界統一基準(HFCV-gtr)をベースにまとめられ、水素容器の最高充填圧力や使用期限等が定められた他、水素脆化に関して各国が適切な規制をとるように求められました。燃料電池車(FCV)に関して、普及にはまだまだ遠い道程ですが、インフラ整備、販売台数、資源価格の下落により、一つのマーケットとして成長する要素を多分に持っていますので、動向には世界が注目しています。また自国で水素を生産出来るようになれば、世の中がひっくり返るような衝撃となるでしょう。