三菱自動車は19日、イタリア・フィアットグループオートモービルズと、同社のピックアップトラックのOEM供給に合意したと発表しました。2016年を目処に供給を開始し、6年間の期間で15~17万台規模となる見込み。両社間での資本提携は実施せず、あくまでOEM供給という形態でタイ生産のピックアップトラック「トライトン」を納入する予定。三菱自動車は今秋「トライトン」を9年ぶりに全面改良する計画を打ち出しており、フィアットグループの協力も得て新興国や発展途上国で特に需要の高いピックアップトラックの世界展開を目指します。