今年に入ってホンダ・ヴェゼル2WDガソリン仕様の業者用オークション会場で、相場の高止まりが続いている。この背景には、昨年から輸出が増加しているシンガポール向け車輌の供給不足が大きく影響しており、新車で購入した場合の価格以上で取引が成立している。中華系のビジネスはメンツを重んじるため、利益がかなり薄利でも納期や供給を守らなければならず、こういう事象となっている。オークション相場の高止まりで、新規参入をする国内自動車販売業者も全国で増加中ですが、この車種は現地で飽和しつつ有り、更に来るBREXIT国民投票でもし想定外の結果となった場合に、円高が急加速する恐れも有るため、過度な注文は控えた方が良いと思われる。シンガポール向け新古車は様々な制約が有り、売れずに在庫になった場合のリスクはかなり大きいためです。