スズキ自動車は、長期的な視点に立った新型車の商品開発計画を策定、プラットホームを軽量型3種に集約し部品のモジュール化も進める。素材も地産地消出来る物は最大限利用し、輸送コストの削減に寄与させるとの事。これまで5年前後のモデルチェンジサイクルに合わせていた商品開発を、長期的なビジョンを元に商品計画を練る形。部品のモジュール化では、サスペンションで4種、空調システムで2種、シートフレームで3種を設定し、時代の流れに合わせる形でセグメントを超えて部品の共用化を進め、世界で流用している汎用品も積極的に利用し、コストの削減を狙う。

 昨年のFRBのテーパリング発言から新興国からの資金の巻き戻しで、インド市場もその煽りを受けて参りましたが、先の選挙でナレンドラ・モディ氏の当選を見越し欧米の資金が再びインド市場に流入、中国に変わり景気が浮揚しつつあります。御周知の通りスズキ(マルチスズキ)はインド市場でのシェアが非常に高く、今後モディノミクスの恩恵を受けそうです。折りしも証券会社や格付け会社の投資判断が本日引き上げられました。