2014年10月四輪車輸出実績

メーカー 台数(乗用車)、台数(トラック)、台数(バス)

トヨタ・・・137,984(乗)、9,448(ト)、10,213(バ) 合計157,645(-3.8)

マツダ・・・68,257(乗) 合計68,257(-4.7)

スバル・・・56,834(乗) 合計56,834(+40.0)

日産・・・33,540(乗)、2,119(ト)、1,411(バ) 合計37,070(-25.5)

三菱自・・・32,914(乗)、806(ト) 合計33,720(+9.8)

いすゞ・・・15,487(ト)、228(バ) 合計15,715(+18.7)

スズキ・・・10,770(乗)、3,240(ト) 合計14,010(+14.1)

日野・・・8,294(ト)、273(バ) 合計8,567(+8.7)

三菱ふそう・・・4,738(ト)、538(バ) 合計5,276(+14.2)

ホンダ・・・2,767(乗) 合計2,767(-75.7)

UDトラックス・・・749(ト) 合計749(-20.2)

ダイハツ・・・640(乗) 合計640(-18.3)

カッコ内前年同月比増減率%

輸出実績を見ると乗用車では、やはりスバルとマツダの多さが目立ちます。リーマンショック以降の体力低下で、海外へ積極的に展開出来なかった分、円安の恩恵を最大限受けて輸出台数を伸ばしております。商用車メーカーやスズキも新興国向けに輸出台数を伸ばしており、円安の恩恵で需要の拡大が継続しております。また三菱自動車は国内市場向けが低調ですが、逆に新興国を中心に輸出台数が堅調に推移しているのが判ります。一時は増資に次ぐ増資で会社経営が危惧されていたマツダ、三菱自動車は、今回のアベノミクス相場による円安の恩恵を、最大限に受けていると言えるでしょう。その一方海外生産比率の高いホンダは、大幅に輸出台数が減少しているのが目立ちます。国内向けで販売台数を伸ばさなければ、生産調整が加速するかもしれません。

(日刊自動車新聞データ)