年初からの日本と中国で始まった株式市場の混乱が、世界に波及してきております。中国政府による買い支えも効果を発揮せず、ズルズルと値を下げており、株式市場はカオス状態となっています。中国株式市場参加者は個人投資家の比率が高く、昨年5蚊等月のパニックを彷彿とさせています。本邦もすでに昨年大納会より10%超の暴落状態で、下値を模索してる状況は同じです。このままダラダラ下落をした場合、逆資産効果により景気悪化は免れないでしょう。また昨年までの日本株買い、日本円売りというトレードモデルが見事にアンワインドしていますので、昨年のレポート通り今年は円高に怯える年となりそうです。要警戒だと思います。