昨日本邦海運大手の商船三井のバラ積み船バオスティール・エモーションが中国上海市の上海海事法院の決定により、浙江省の港で差し押さえられました。事の発端は日中戦争の前年の1936年に、中威輪船公司が商船三井の流れを組む大同海運に船舶2隻を貸し出したが用船料が払われないまま、旧日本海軍が使用し沈没させたというもの。今回の件で今も色々と裁判されている強制連行の問題が同時多発的に紛失する事が想像され、本邦の企業は注意が必要でしょう。習近平政権からなのか、安倍政権の挑発が先なのかは判りませんが、今後は更にこのような差し押さえ、巨額な罰金、不当逮捕、領海侵犯、領空侵犯、金融規制などを実施するものと思われ、日中関係は要注意でしょう。 個人的にロシア・中国・韓国・ドイツを始めとする新たな冷戦が勃発すると思っており、特に露・中・韓に近い本邦には頭の痛いことになるかもしれません。