12年ぶりの円安水準が続いておりますが、ここにきて大臣から円安牽制発言が成されています。現在TPP大筋合意に向けて交渉中で有り、為替操作国に対してはペナルティを課すべきだと米国議員から挙がっています。よってこのような状況下でどんどん円安に振れてもらっては困るというのが、政府の思惑です。それぐらいTPPの締結が政府に取って、重要な案件になっているという裏返しと見るべきでしょう。120円を超えてくると、今後も口先介入が常態化すると思われます。