日産自動車は13日、2019年10~12月期の連結業績が260億円の最終赤字に転落したと発表しました。これにより2020年3月通期の最終利益見通しも、1100億円から650億円へ下方修正へ。通期の売上高見通しは10兆6000億円から10兆2000億円、本業の儲けを示す営業利益見通しは1500億円から850億円、世界販売台数は524万台から505万台へ、それぞれ下方修正しました。同社の赤字転落は、2008年10~12月期以来の11年ぶりとなり、軌道修正が迫られそうだ。ただ日産自動車に限らず、個人向け耐久消費財の代表で有る自動車が消費増税以降、想定を超えて落ち込んでおり、自動車に付帯する税金を下げない限り、この先もかなり厳しい状況になると思われます。