三菱自動車は6日、他社との差別化を図るため電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド(PHV)などの電気自動車に特化して、電動を売りにしていきたいと発表。現状の日本・欧州・豪州で展開しているPHVを、今秋からロシア、来年には北米、その他のエリアも順次投入する方針。中国市場は、中国政府が各国の技術を得るために、肝の電池を中国で生産しなければならず、現段階では検討中ということです。

 リコール隠しの影響で国内販売がガタ落ちの三菱ですが、国内生産60万台規模を維持し国内シェアを現状の2.8%から2020年までに4%にまで回復させたいとのこと。(一部日刊自動車新聞)

 確かに三菱自動車の販売は苦戦が続いており、乗用車ではベスト30にノミネートされておらず、軽自動車でも日産とのコラボ生産のEKシリーズがベスト10にも入っていない。リコール隠しはもちろんだが、その後の会社の対応のまずさが10年以上経過した今でも尾を引いているのが現状と言わざるを得ないでしょう。電気自動車に特化するのも良いとは思いますが、車輌デザインの見直し、次世代ディーゼルエンジンのラインナップの見直し及び開発、ディーゼルハイブリッド、RV市場の再構築なども、一考されてみては良いと思うのですが。。。