マツダ自動車は7日、新型「CX-5」の発売1カ月間の累計受注台数が月販計画の約7倍となる1万6639台に達したと発表しました。購入者の66%がマツダユーザーの買い替え、先代モデルからの入れ替えも39%ということで、いかに「CX-5」の出来が秀逸かを示していると思います。燃料別ではスカイアクティブ-Dクリーンディーゼル仕様が、想定の55%を大きく上回る74.4%に、グレード別では、最上級グレード「Lパッケージ」が49%、先進装備を充実させた「プロアクティブ」が46%、さらに先進安全技術の搭載率は95%に達している。ガソリン仕様の内訳は2リッターが11.5%、2.5リッターが14.1%に、人気色は新色の「ソウルレッド・クリスタル・メタリック」が29.3%となっている。高年式車からの入れ替えが多かったのも、中古自動車輸出が活況で下取り価格が高値安定していたことが大きく、さらにクリーンディーゼル仕様の高値安定は買い替えを促すには必要十分条件を満たしていたと思われる。