永らく本邦からの輸出先ベスト3に君臨しているニュージーランドで、来年7月から新たな法律義務化すると発表。2015年7月から全ての輸入新車(乗用車と小型トラック)に対し、横滑り防止装置(ESC)を義務化するとのこと。(日刊自動車新聞)

 中古車輌に関しては、2016年3月~2020年3月に車種ごとに区分して段階的に横滑り防止装置(ESC)搭載車のみ輸入を認める方針。NZ政府はESCの義務化により、事故に起因する死者、重傷者は削減出来ると期待しており、NZ自動車産業協会もESCの義務化に賛成だ。ただ中古自動車に関しては、日本の乗用車は2011年からESCを標準装備しているので、中古車輌の規制を最大2020年まで遅らせる必要は無いとも付け加えた。NZ市場は、ロシア、ドバイと共に輸出先で重要なマーケットだけに、今後の政府発表には嫌でも注目が集まるでしょう。特に中古車に関しては、いつから法律が施行されるのか、どの車種からなのか、輸出台数が台数だけに国内外からの注目度は高いと思われます。