トヨタ自動車は、ロシア国内のサンクトペテルブルグ(セントピーターバーグ)工場で、販売好調な「RAV4」の生産を開始しました。「RAV4」はロシア国内上半期販売1位となっており、148億円を追加投資して「カムリ」に続く2車種目の製造をすることとなった。ロシア産「RAV4」は、カムリ同様、ロシア国内、カザフスタン、ベラルーシへ供給される予定。この工場での生産開始により、「RAV4」の生産はトヨタ・高岡工場、豊田自動織機、カナダ・オンタリオ工場に続く5番目の工場となる。「RAV4」の今年1月~6月の世界販売で36万台と、「カローラ」に続く2番手に浮上しており、世界のSUVニーズに乗りトヨタ自動車の新たな顔となっている。

 今後自動車メーカー各社がロシア国内での生産を増加させればさせるほど、今後の中古自動車輸入に対しての風当たりは強くなると思われ、注視が必要かもしれない。