3月15~16日に掛けて日銀金融政策決定会合が行われましたが、量的・質的金融緩和の現状維持を賛成多数で決めました。短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利である10年物国債金利をゼロ近傍に操作する「イールドカーブコントロール戦略(YCC)」政策を継続する。金融政策に際しては、「生鮮食料品を除く消費者物価指数が、前年比で安定的に2%を超えるまでマネタリーベースの拡大方針を継続するとの意向から」、金利操作のための国債買入を年80兆円を目途とした方針を維持。上場投資信託(ETF)の買い入れ年6兆円、不動産投資信託(REIT)購入900億円を継続させる。こちらもFRB同様バランスシートの縮小が議論された時の反動がかなり大きそうな感じだ。