昨年1月からの仮想通貨の急騰で、国内外での商取引にビットコイン決済を活用する業者が増加しています。特に自国通貨の信任が無いジンバブエや一部のアフリカ諸国等で起きている外貨送金規制により、ビットコインでの決済へのニーズが高まっています。昨年からこのビットコインを始めとする、仮想通貨に関しての質問が非常に多かったのもそういう事情なのでしょう。ビットコインに関しての決済に関して、昨年12月中旬に注意喚起の記事を書いた数日後に大暴落、記事をご覧になった方々から賞賛のメールや電話を頂きました。今後の動向に関しては、しばらく乱高下を繰り返すとしか現状では言えません。ネックは、先物主導で振らされること、莫大な電気とPCを使用して、マイニングと呼ばれるビットコイン採掘が中国を筆頭に行われていること、一部の国で規制対象になってきていることなど、通貨として考慮するには乱高下が激しくビジネス利用としては若干難しいかもしれません。ただ仮想通貨に関しては、ポテンシャルが無い訳ではありませんので、今後の信頼度・裏付け、利用範囲の拡大、安全性等々問題を片付けていければ、B2Cビジネスや個人投資で復活する可能性も有るかもしれません。