地球温暖化の影響で北極海の氷が年々減少している関係で、新たな北極海航路を開拓中で御座います。本邦⇔欧州で現在40日前後掛かる日数が30日前後と、従来のスエズ運河経由より10日間短縮する事が出来る。この時短により、燃料費、用船料、船舶保険(海賊出没領域を通過しないため)などが節約出来、従来より3割~4割のコスト削減が図れるとのこと。商船三井は、氷砕機能を持った新たな輸送船を2018年から就航させる。むろん通年でこの航路が使える訳で無く、6月~10月の約半年間の期間限定ですが温暖化がさらに進めば通年利用も視野に入ってくる。北極海はその他資源も眠っているので、各国の開発競争の過熱で北極の氷が溶けるのも早いかもしれない。