相変わらずバブっている中国株式市場ですが、通常このような資産効果を享受出来る状況では、不動産や自動車等の販売が活況になっても良さそうですが、現状はそうでも無さそうです。不動産価格は下げ止まり基調には一応なっておりますが、上向きという気配は全く無く、自動車販売も苦戦が続いております。一部高級車や資産価値の高い車輌はそこそこ良いとの事ですが、普通乗用車の売れ行きは芳しく無く、大幅な値引きで辛うじて販売台数を維持しているとの事。中には仕入れ値に近い金額で販売し、メーカーからのインセンティブに頼っているディーラーも有るとの事です。指数だけが上昇し続ける中国株式市場には、非常に違和感を覚えます。