信用調査会社フィッチは、本邦国債の格付けを1段階下げ、Aとすると発表。ただCDS(クレジットディフォルトスワップ)値は36bpから動いておりません。本邦国債に関して、本邦は超が付くほどの債権国で自国通貨建てで国債を発行しておりますので、しばらく大きな動きは無いと思われます。もし仕掛け的な金利上昇(国債価格下落)が有るとするならば、日銀が量的・質的金融緩和で購入しているETF価格に評価損が出る時でしょう。本邦株価も米国利上げで一旦は天井を付ける可能性も有るので、景気の良い米国がいつ利上げに踏み切るか注視すべきでしょう。