昨年10月の黒田バズーカー第2弾により、真空地帯を作って急激に円安に振れたNZドルですが、高騰続く不動産市況を有る程度抑制する意味で、総量規制に近い政策を打って以降じりじりとNZドル安となっております。今後もNZ政府が強硬な抑制策をした場合や、関係の濃い中国経済の動向によっては、真空地帯を下る可能性も有るため注視すべきでしょう。他の通貨ももちろんですが、輸出台数が多いため中古自動車相場にも多大な影響を与える可能性も大と言えるでしょう。