中国上海A株投資に関して外国人に解禁されて半年、中国株式指数はすでに2倍を超えている。あまりの急騰に本来は諌めるはずの政府やマスコミまで、この急騰はバブルでは無い中国本来の力を具現化したものだという論調を発表しました。投資対象が完全に株式市場に移行している現在、2007年につけた6000ポイントに向かうという本邦アナリストも散見します。ただこの急激な上昇の背景には、大量の個人投資家がレバレッジを掛けて運用しているという実態を重く見る必要が有るでしょう。このような買い手法は、市場がアンワインドした際の影響が甚大になると思われます。その際は世界全体に影響を及ぼす可能性が非常に高く、中国株式指数には注視すべきでしょう。