中古自動車流通の肝となっている自動車オークション、国内買取り・販売業者、輸出業者、保険会社、レンタル・リース会社など、様々な業者・個人が利用されていると思います。何度かレポートした通り、タカタのエアバック未改修の件で中古自動車輸出先でも問題が噴出しだしてきております。輸出された車輌に関して、エアバック未改修があった場合に、輸出先国で登録出来ないもしくは改修処置後の登録に時間を要するというレポートが、茲許寄せられ続けています。今後はオークション車輌の応札前に、事前に検索してから応札する必要性が有るでしょう。リコール未改修車に関しては、リコール費用は掛からないまでも、余計な陸送、手配の時間等を鑑みて、応札金額を減額する必要に迫られると思われます。中古自動車輸出業界が有るからこそ、下取り車の安定で様々なビジネスモデルが構築されている訳ですから、出品される業者や個人の方々にも水際で食い止めて頂きたいと切に願っております。逆に出品前に対策されていれば、応札数も増える訳ですから決して面倒な作業だとは思いません。