本邦市場で普通の車輌となりつつ有るハイブリッド車、すでに国内保有台数は400万台を超えており、今後はそれらHV車の使用済みバッテリー回収が注目されてくると思われます。現在はトヨタ自動車が、2013年に使用済みバッテリーを再商品化した「スマートグリーンバッテリー」の販売を本格化させている。ただ実際は中古車として海外へ輸出されるのはもちろん、過走行や事故現状車でも部品取りとしてロシアやモンゴルへの海外輸出が活況で、使用済みバッテリーの回収が思うように集まらないのが実情だ。海外でのバッテリー再利用の需要の他、レアメタル、レアアース需要として、様々な業者が欲しているだけに、今後資源価格が高騰した折には、2008年の状況が訪れる可能性もゼロでは無いでしょう。