日銀の強烈な買い付けが続き、一時0.1%台にまで下がっていた本邦国債市場ですが、1月20日に0.1%台まで金利下落(価格高騰)してわずか10営業日で、金利が0.36%まで上昇(価格下落)に見舞われ市場が混乱しております。0.1%台に突入し、市場最高値近辺と当サイトでレポートした通り、このまま折り返すのか、それともまた低金利に戻るのか、市場関係者は注視しています。これまで歴史的な高値と解っていながら安全資産として本邦国債を購入し続けてきた、本邦機関投資家、生損保、地銀等が今後、どのような対応をするのか注目されています。本邦長期国債の金利は事業者のみならず一般国民にも直接響く問題ですから、これからの動向に注視すべきでしょう。