ダイハツ工業は31日、滋賀県竜王町に有る滋賀第二工場を4月13~21日まで稼働停止にすると発表しました。新型コロナウイルス感染拡大により、東南アジアで生産している駆動ユニット部品の生産に遅延が出たための緊急措置で、他の地域で代替生産が可能かどうか、サプライヤーと現在協議中とのこと。同工場の昨年の年間生産台数は約26万6000台で、主力車種の「ロッキー」、「タント」、「ムーヴキャンバス」の他、現在受注に生産が全く追いついていない、トヨタ自動車のOEMブランド「ライズ」を生産している。特に「ライズ」に至っては、現在でも納期が4~5ヵ月掛かっており、この稼働停止が長引けば更なる納車の遅延は避けて通れないと思われる。