4~9月期の景気落ち込みを防ぐために、今後安倍政権は様々な景気刺激策を無理やり講じてくる思っております。来年10月以降の消費税増税を実施する際の判断材料として、7~9月期の景気動向を見て消費税10%に増税するか判断すると発言しておりますので、何でも有りの景気浮揚策を実施するでしょう。特に国土強靭化政策を更に推進させ、橋や道路の修復、掛け替え、撤去、マンション建て替え促進税制による1981年6月1日より前に建設された、いわゆる旧耐震基準型のマンションを建て替えてもらう政策を大々的に推し進めると思います。オリンピックや都市再開発ですと、都心部しか恩恵が有りませんが、これらの対策は日本全国津々浦々の景気浮揚策になりますから、やはり最終的に建設関係を中心に経済が廻るでしょう。“風が吹けば桶屋が儲かる”自動車業界の方々は、ゴールドラッシュであえて金の採掘をしないでジーンズを販売し、大儲けをしたリーバイストラウスのように、潤っている業者・人に攻勢を仕掛けるのが良いと思っております。