IHI(石川島播磨重工業)は、同社グループの過給器(ターボチャージャー)生産が、2014年までの世界累計生産が5千万台を突破したと発表しました。1959年から同社は過給器の量産を開始していますが、昨今のエンジンのダウンサイジング化の特需で、飛躍的に生産数が伸びており、6~7年後には1億台にまで伸びる見通しを立てている。現在は日本、ドイツ、イタリア、米国、対、中国の世界6ヶ国に生産拠点を構え、軽自動車から大型車まで自動車向けを中心に過給器を展開しています。2000年に初めて年間100万台を超えた同社の生産台数は、2006年に200万台、2011年に400万台、2014年には700万台ペースで増加しており、2020年には世界シェア2割の年間1千万台を目指すとのこと。

(一部日刊自動車新聞)