来週18日に迫っておりますスコットランド独立に関する住民投票ですが、直近の世論調査で初めて独立支持派が反対派を上回った報道を受け、ポンドの独歩安、ユーロ安、円安が進んでおります。スコットランドがイギリス(グレートブリテン連合王国)から独立を果たすようなことが有れば、場合によって弱体化は避けられないかもしれません。スコットランドは、軍施設、北海ブレント関連などイギリスにとって重要な施設が多いため、来週の投票結果には要注目でしょう。現在ポンド売りに端を発して米ドルや円等に対して急激に下落しておりますが、スコットランド独立投票で独立に至らなかった場合、短期的には巻き戻しが考えられますので、貿易ビジネスとしての換金のタイミングには注視すべきかもしれません。