日本特殊陶業(NGK)は15日、EGR(排出ガス再循環)システムの最適制御を実現する世界初の吸気酸素センサーを開発したと発表。既存の排気酸素センサーの技術をベースに製品化したもので、エンジンの吸気側に取り付け酸素濃度を検知する仕組み。これにより最適なEGR環境を実現し、排出ガスの低減や燃費改善に寄与させることが出来、ガソリンのみならず世界的に需要が強いディーゼルエンジンにも搭載が可能に。既に自動車メーカーから受注されており、世界的な環境意識の高まりから、同社への受注増へと追い風となりそうです。