アベノミクスの恩恵を多大に受けている中古自動車輸出業界、足元の順調な為替市場の動向を受け今年も順調に台数を伸ばしております。輸出台数は9月時点ですでに93万台を超えており、10月末以降の急激な円安によりさらに輸出台数の増加が見込まれております。また輸出申告価格20万円以下の車輌、部品取り目的で輸出される台数、丸車の部品申告台数を含めるとすでに100万台を突破しており、来年以降も順調に推移すると思われます。地域別では、アジア・大洋州が20%以上の大幅増、北アメリカは10.7%増、アフリカや南米は微増、欧州は逆に13%の大幅減となっております。輸出先1位はルーブル安の影響で、今年はミャンマーが1位に躍り出る公算が強まっております。