中古トラック買取り・販売の新明和オートサービスは、将来的なトラック需要の縮小を睨み輸出部門を創設するとのこと。新明和オートサービスは、特装車を手掛ける新明和オートエンジニアリングの販売部門を今年1月から独立させ、子会社として設立した企業。現在のオリンピック特需、湾岸エリア開発、国土強靭化、インフラ長寿命基本計画、震災復興とまさに特需を謳歌している訳ですが、その後の需要減及び中古車輌飽和を見越し海外販売へ打って出るのが狙いと見られます。今後成長が期待出来る新興国を中心に、5年以内に輸出部門を立ち上げ稼働させるとの事です。

本邦メーカーもそうですが、矮小化する本邦のマーケットに見切りをつけて海外に打って出る企業が今後も加速すると思われ、海外で人気の有る本邦の中古品の囲い込みは益々激化するでしょう。