伊藤忠商事は本日25日、連結子会社化を目的に普通株式を公開買い付けによって取得すると発表しました。同社は39.49%を保有するヤナセの筆頭株主だが、公開買い付けに応募予定のあいおい、東京海上、三井住友、損保ジャパンの大手損保4社で、予定株式数は4社合計で19.88%に上る。これにより伊藤忠商事のヤナセへの出資比率は6割弱となり連結子会社となる。ヤナセは1915年東京・日比谷に梁瀬長太郎が設立した「梁瀬商會」が前身。戦前・戦後の混乱期を乗り越えぶれない確固たる信念により、素晴らしいブランド「YANASE」を築き上げたのは言うまでも有りません。それから100年あまりを経て完全に伊藤忠商事傘下になるわけですが、同社も素晴らしい総合商社、今後は海外展開も含めて更なる加速を見せるでしょう。