また三菱自動車がやってしまった。過去にリコール隠し2回、今回の燃費データ偽装によりストライクスリーで、アウトになるかもしれない。日産と共同で軽自動車開発・製造を開始し、販売を順調に伸ばしていただけに、今回の発表は日産自動車にとって、青天の霹靂だったでしょう。とりあえず軽自動車が中心ですが、他の車種にも広がるか発表を待ちたいところだ。もう一つ懸念するのは、場合によってエコカー減税対象外になるかもしれなく、その弁済費用や型式指定を受けられなくなる恐れも有り、その影響は大きく、長引く可能性が高い。同社は、優先株を消却し順調に業績を伸ばしていただけに、今回の件は非常に残念に思う。さすがに3度目ですから、ユーザーがどう判断するか薄氷を踏む思いで顧客と向き合う形になるだろう。

さはさりながら、このカタログ燃費ということに関して、果たしてユーザーがどこまで信用しているのかは微妙です。カタログ値と比較して、道路状況や運転方法にもよりますが2・3割乖離しているのは当然で、カタログ値より燃費が悪いというクレームは、そこかしこの営業マンから聞く話です。しかしだからと言ってカタログ値そのものの数値を改ざんするのは論外ですが。。。