英国中央銀行政策委員会の議事録が発表、政策金利を0.25%で据え置くことが、5対3で決定されました。前回は7対1でしたから、委員会のメンバーで、利上げに前向きな方が2人増加したということで、利上げ近しとの思惑からスターリングポンドが買われ、対外通貨で上昇しております。ただインフレ抑止も含め政策金利を上げたい中央銀行ですが、これもポピュリズム体制下の英国国内でそう易々と利上げに踏み切れるとは思えません。EU離脱を決定した英国ポピュリズム政権や中央銀行は、今、荒波の航海へと旅立ったばかりでしょう。中古自動車輸出先として英国向けが有りますが、今後は為替変動に注意しながら早めに代金を回収するのがベターだと思われます。