トヨタ自動車は21日、量産コンパクトカーヴィッツを発表し最近顧客を奪われている軽自動車ユーザーに殴り込みを掛けます。本邦ではここ数年軽自動車の性能向上、車種構成の拡大、安価な維持費などの理由で、女性や第一次ベビーブーマーを中心に、普通車や小型車から軽自動車に顧客が流出し続けており、メーカー各社1,000cc~1,300ccのコンパクトカーのテコ入れが急務となっております。そんな中、トヨタは新型パッソと共に燃費を主体にカイゼン、同時にボディー剛性や、ショックの改良、静粛性の向上と軽自動車と性能を明確に差別化することで、販売拡大を狙います。