米国オバマ大統領が23日に来日致しますが、その前段階の詰めの交渉が米国ワシントンで行われております。前回の交渉は完全に決裂し、市場関係者はオバマ大統領が来日しても今回も決裂するだろうと大方の予想となっております。ただここにきて米国側の多少の譲歩の話が出てきておりますので、もしかしたら大逆転でTPP大筋合意の可能性も有ると思っております。ここで怖いのはTPP交渉が決裂、30日の日銀金融政策決定会合で金融緩和拡大が無かった場合、GW中の株式市場での売り仕掛け、円買いドル売りが再燃する可能性が高いと思われます。来週・再来週の動向には注視が必要でしょう。