成約率の話題をここ数週間でお知らせしましたが、今回は応札率について深く掘り下げてみたいと思います。以前からホンダオークションやミライブの入札料無料の件に関して、こちらで紹介したと思います。3月から本格化した新型コロナウイルスの影響を鑑み、トヨタやCAAオークションを始め主要のオークション会場で、入札料無料とネットでの落札料を現車会場と同額にする動きが拡がっています。成約率自体は出品店の希望売却価格とのマッチングが有りますが、応札率は通常よりかなり高くなっている車輌が増加しています。輸出向け車輌の在庫や国内ホールセール車輌在庫に関して、底値で拾いたいという業者の思惑が背景に有ると思われます。今回の新型コロナウイルスで、雇用調整を余儀なくされる企業が増加しており、今後も同様のサービス継続をオークション会場に要望したいものですね。とりあえず入札料無料と現車会場と同額の落札料にしているオークションハウスには、天晴れと言いたいと思います。