ボルボ・グループ傘下のUDトラックスは、大型トラックの新型「クオン」投入に合わせ、系列販売会社のサービス工場に新たな電子制御診断装置を導入しました。先代モデルでは、エンジンなど機能別に専用の同装置を必要としていましたが、新型「クオン」では電子制御システムの刷新による統合で、同装置1台で故障診断が可能となりました。これにより車輌メンテナンスの作業効率化と時間短縮につなげ顧客の稼働率向上に貢献させる。利益を生む商用車は、どれだけ早くメンテナンス作業を終わらせるかが肝となり、同社のシステム刷新は、ユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。 (一部日刊自動車新聞より)