本田技研工業(7267)が今春発売を予定していたフィットベースのハイブリッドセダン(開発コードTX)の発売を、今夏以降に延期しました。この新型ハイブリッドセダンは、フィットやヴェゼルのハイブリッドと同様のシステムを踏襲する予定でしたが、皆様御周知の年初から新ハイブリッドシステムの不具合に端を発した大規模リコール問題で、万全を喫してからの発売開始となりそうです。ただ今回の問題で今年発売されるレジェンド、ステップWGN、ストリーム後継型、新型軽自動車の販売もずれこみそうです。新型ヴェゼルは国内はもとより、スリランカ、バングラデシュ等に輸出されておりますから、今回のリコールの対応に追われそうです。今後はハイブリッドを中古車として輸出する場合、現地でのメンテナンスも重要な業務となるでしょう。モンゴルでハイブリッドが爆発的に売れているのは、ハイブリッド修理に現地在住の日本人が対応出来るからで有ります。