新型コロナウイルスの影響で、東南アジア、オセアニアの一部に荷役中止の情報が入って来ています。現状厳しい措置を敷いたのは、フィリピンのマニラ港で、約1ヵ月の港湾施設、道路を閉鎖するとの事で、突然の決定で両国の関係者は混乱に陥っています。その他にも荷役停止14日、入港禁止等、様々な怪情報が入って来ていますので、輸出する前段階でコンサイニーとの綿密な打ち合わせをする必要が有るでしょう。現状は船社、コンサイニー、併せて確実な情報の下で、輸出手配をされるのが良いかと思います。また仮に荷役停止する国が増加すれば、日本の保税蔵置場はすぐに満杯になり、搬入制限が掛かる可能性も高いと思われ、その際はオークション相場も下落するので、国内の出品店は都度情報を収集する必要に迫られそうです。