スズキ自動車は、フラッグシップモデル「スイフト」の高性能モデル「スイフトスポーツ」を5年10ヵ月ぶりに全面改良し、20日に発売しました。エンジンは先代の1.6リッターNAから、1.4リッター直噴ターボに変更、最大トルクは先代比40%向上させた230N・mに高めつつ、新型プラットフォーム採用によって70Kgの軽量化も有り、燃費性能を向上させている。スズキ初の車線逸脱抑制機能も設定、走りだけでなく安全性能の向上も図り、月販目標は先代の倍増となる月間500台、「スイフト」シリーズ全体で月間販売目標を3500台に引き上げました。3代目となる新型「スイフトスポーツ」は、新プラットフォーム「ハーテクト」を採用して大幅な軽量化と高剛性を両立した新型「スイフト」をベースに開発、車両重量を1トン未満に抑えることに成功。ボディサイズは欧州仕様のスイフトのボディパネルを採用したため、全幅が標準車比で40㎜拡大するため、スイフト初の「3ナンバー」モデルとなる。トランスミッションは6速マニュアルの他、先代のCVTを6速ATに変更、販売価格は先代比10万8000円高の183万6000円からとなっている。スイフトスポーツは、中古自動車輸出としても、アジア全般、中央アジア、欧州を中心に人気が高い。