中国の不動産市況が冴えません。大手不動産会社の7月の販売額は、前月比で30%の落ち込みです。対前年同期比では無く、前月比でです。当サイトで中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が、本邦の株式市場に影響を与えることは何度かレポートしましたが、今回の非製造業のPMI値が50ポイントと、2005年から統計を取り始めて以来最低の水準にまで下落しました。やはり中国不動産バブルは天井を打って、下落に転じたと見て間違い無いと思われます。何度もレポートしておりますが、やはり中国の動静・動向は世界経済への影響が大きいだけに、注視し続けるべきでしょう。