トヨタ自動車は30日、2017年に世界ラリー選手権(WRC)に復帰することを発表しました。同社は巨額の費用が掛かるF1に集中するため、1999年にWRCから撤退していて、今回の復帰は18年ぶりということになります。市販車ベースを改造した車輌で競うWRCに再び参戦することで、技術の向上とトヨタブランドを世界にアピールするのが狙い。注目のWRCエントリー車輌ですが、世界戦略小型車「ヴィッツ(ヤリス)」、スポーツカー「ハチロク(86)」での参戦を現在検討している模様。同社はリーマンショック以降の2009年に、苦渋の決断でF1からも撤退しており、現在は耐久レースなどに積極的に参加しています。WRCは市販車ベースという事で、開催国を中心に非常に人気の有るモータースポーツで、今後は様々なメーカーと熾烈な争いを見たいものです。