以前もレポートしましたが、中古自動車オークションで米国向け車輌が高止まりしております。以前は米国向けはドラッグレース用の車輌とか仕事用の軽トラックが主流でしたが、ここ数年は投資用車両として価格が高騰しております。今年までの投資リターンでパフォーマンスが一番良かったのは自動車(旧車)投資で、その状況はいまでも続いております。空冷ポルシェ、スカイラインGT-R、スープラ、フェアレディZ、旧車、限定車などを中心に依然需要は高くなっています。円高進行で、応札価格は下落基調ですが、それでも購買意欲は高いと言えるでしょう。アジア圏の人間は投資対象として不動産投資に向かう傾向が強いですが、米国では、自動車、スニーカー、レアアイテム等々、要はなんでも良いのです。リーマンショック以降世界中で紙幣が無尽蔵にばら撒かれましたので、人気化した時の跳ね方は半端では有りません。ただ問題はいつまで続くかは誰にも解らないため、そのあたりの見極めが重要になるでしょう。まだはもうなり、もうはまだなり。