注目されていた米国FOMCでの利上げでしたが、結果は新興国の影響で米国内のインフレ率が上昇しづらくなっているとのことで、今回の利上げを見送ることとなりました。元々年内利上げを示唆していた訳で、今回の会議以降普通に考えれば12月しかないということになります。ただ長引けば長引くほど、金利を上げられないくらい米国経済が悪いのかということで、米国の株式市場を始めあらゆる株式市場が混乱に陥ると思われます。今回利上げを見送ったことで、また中国が利下げを断行してくるかもしれませんし、いつやるんだ、いつやるんだと、負の連鎖で新興国や発展途上国から資金が逆流する可能性も有り、年後半から来年に掛けて難しい局面となっていくと思われます。