ダイハツ工業は登録車の2017年度国内販売で、2016年度実績から3倍近い3万台を目指す計画を立てました。販売好調な新型の小型乗用車「トール」を軸に、今年度を小型車元年と位置付け製販一体で登録車販売の攻勢に乗り出す。昨年11月に発売した新型車「トール」の販売が好調で、2017年4~6月累計登録車販売は、前年同期比で約4.5倍の7467台と大幅に伸びている。ダイハツの登録車における国内販売のピークは1997年度の4万5582台。その後デフレ経済の顕著化により、軽自動車販売が新車の4割近く占める中、同社の登録車販売は停滞を余儀なくされていた。今回の新型の小型車「トール」の販売を皮切りに、小型車販売攻勢に乗り出していく。

(日刊自動車新聞より)