日立オートモーティブシステムズ(日立AMS)は、2018年度までに現状に比べてエネルギー密度を2倍に高めたリチウムイオン電池を開発し、HV車やプラグインHV車への搭載を視野に入れる。欧州での二酸化炭素規制強化で、今後需要増大を睨み日系をはじめ欧米メーカーの幅広い車種での採用に結び付ける。同社では、今後先進国、特に欧州を中心にPHV市場が増大すると見ており、リチウムイオン電池の売上高を2018年に2013度比7倍に高める目標を掲げている。その一環としてPHV用リチウムイオン電池の開発強化しており、2016年度以降にも量産出来る見通しだ。電池分野で韓国メーカーと今後凌ぎを削っていくこととなる。