ショーワは北米での電動パワーステアリング(EPS)の生産を、2015年以降のモデル切り替えに則してメキシコに移管すると発表しました。メキシコで来年7月から年間50万基の電動パワステ工場を稼動させ、生産能力及びコストパフォーマンスに優れる同国で生産体制を集約させる狙い。同社は現在北米、中国、タイの工場で生産しておりますが、アシスト力の強さやリニア感に優れている、新タイプのデュアルピニオンアシスト式への切り替えを機に、北米カナダ工場とオハイオ工場からメキシコ工場へ生産集約するとの事。様々な国と自由貿易協定を結んでいるメキシコが、北中南米のハブになりつつあります。(一部日刊自動車新聞)