豊田合成とダイセルは19日、製品開発における関係強化と資本提携を行うことで合意したと発表しました。両社が取得価格として約10億円を目安に互いの株式を取得する。エアバックシステムなどのセーフティ分野と燃料キャップなどの燃料系分野で、グローバルな開発・供給力を高める狙い。豊田合成が手掛けるエアバックにダイセルがインフレーターを供給するなど、主要部材の開発と供給をダイセルが担うことで製品力を強化、さらに合成樹脂などの材料分野の研究でも包括的に協力していく。

(日刊自動車新聞より)