英国EU離脱懸念(BREXIT)を意識してか、先進国の債券が買われ金利が異常なまでに低下(価格上昇)しております。本邦長期国債10年物はマイナス0.145%と過去最低、ドイツ長期金利10年物金利が0.03%とこちらも過去最低、もちろん米国を始め様々な国債がリスクオフで買われております。23日に控えたBREXIT国民投票で、普通に考えたらEU離脱という選択肢は取らない訳ですが、ネットやメディアの途中経過で拮抗しており、これに先立って世界中がリスクオフの流れとなっている状況です。特に本邦の債券市場は異常なくらい買われており、以前レポートした別の負の側面を助長し兼ねないと思われます。