FRBのイエレン議長が15日の議会で証言した内容について、3月14-15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切るかどうかについて明確な手掛かりは示さなかったと市場が受け止めたという理由で、利上げを見込んだ取引が後退し為替市場でドル安となりました。金利先物市場では利上げ確率が前日の31%から18%に急低下(金利下落)し、それに呼応するようにドル安・円高に振れています。ただ議会証言の翌日は利上げ確率が上昇し金利も上昇(価格下落)となっていましたので、別の思惑が透けて見える気が致します。